新築の家で後悔しない！キッチン選びのポイントと注意点

2024.01.07 家づくりのヒント

新築を検討している家族にとって、キッチンは家の中心ともいえる重要なスペースです。
特に、料理を楽しむ主婦や夫婦にとっては、キッチンの使い勝手やデザインは日々の生活の質を大きく左右します。
今回は、新築のキッチン選びで後悔しないためのポイントや注意点を、サイズやレイアウト、機能性の観点から解説します。

1 新築のキッチンのサイズ選びのポイント
2 新築キッチンでの後悔を避けるための注意点
3 まとめ
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新築のキッチンのサイズ選びのポイント

新築を建てる際にキッチンのサイズ選びで悩まれる方は多くいらっしゃることでしょう。
そのような悩みを解消すべく3つの観点からサイズ選びのポイントについてご紹介します。

＊ワークトップの高さ

キッチンのワークトップの高さは、作業のしやすさを大きく左右します。
JIS規格では80cmから95cmの間で4種類に分けられており、多くのメーカーではさらに細かくカスタマイズが可能です。

理想的な高さは「身長(cm) / 2 + 5(cm)」とされていますが、これはあくまで目安です。
実際には、使用する人の身長や手の長さ、立つ際の靴やマットの厚みなど、さまざまな要素を考慮する必要があります。

＊横幅(間口)の選び方

システムキッチンの横幅は一般的に165cmから300cm程度です。
調理台のスペースは60cmから90cmが目安となりますが、広すぎるとシンクとコンロの間の移動距離が長くなり、効率性が落ちます。
間口の大きさを考える際は、キッチンの使用スタイルに合わせて選ぶことが重要です。

＊奥行きと通路幅のバランス

キッチンの奥行きは一般的に65cmが標準ですが、対面式の場合は80cmから100cm程度が適切です。
奥行きが深すぎると作業がしづらくなることもあるため、注意が必要です。
また、通路幅はキッチン収納と背面収納を同時に開けてもぶつからない程度が理想的です。
1人で使う場合は80cm、2人で使う場合は120cm程度が適切ですが、通路を広く取り過ぎるとキッチン内の移動距離が長くなるといったデメリットもあります。

新築キッチンでの後悔を避けるための注意点

1:間取り・レイアウトの後悔

キッチンやLDKの間取りが狭すぎたという後悔はよくある話です。
適切な広さを見極めるには、ダイニングテーブルやソファなどの家具の大きさを基準に考えると良いでしょう。
家族の過ごし方を具体的にイメージしながら、快適な空間を計画することが重要です。

2:動線の後悔

キッチンへの通路幅が狭いと、料理中の動きが制限され、家族のすれ違いも難しくなります。
通路幅は90cmから120cm程度が目安ですが、作業中の動きを考慮して十分なスペースを確保することが大切です。
また、冷蔵庫の扉が開けにくい、収納の扉が他の設備と干渉するなどの失敗例もあるので、細かい部分にも注意が必要です。

3:収納の後悔

キッチンの収納計画では、ゴミ箱スペースの確保を忘れがちです。
ゴミ箱のサイズに合わせたスペースを計画することが重要です。
また、パントリーの奥行きが深すぎると、デッドスペースが生じて使いにくくなることもあります。
収納する物の量や種類に合わせて、適切な奥行きを検討しましょう。

まとめ

ワークトップの高さや横幅、奥行き、通路幅の選び方から、間取りやレイアウト、動線、収納の計画まで、多くの要素を総合的に考慮することが大切です。
新築の家を建てる際は、これらのポイントを参考にして、理想のキッチンを実現してください。

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投稿者プロフィール

滝口貴士

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