COLUMN 家づくりコラム

2023.05.22 家づくりのヒント豆知識

壁仕上げ材選びのガイド:クロス、漆喰、珪藻土の比較

住まいの雰囲気を決める大きな要素の一つが壁の仕上げです。
選択する素材は、室内の明るさ、感じる温度、
音響効果などに影響を与え、
そこに住む人々の心地よさに直結します。

主な選択肢として「クロス」、「漆喰」、「珪藻土」がありますが、
それぞれの特徴と採用する際の注意点について詳しく探ります。

クロス

クロスは、もっともポピュラーな壁紙の一種で、
デザインの選択肢が豊富です。
様々な色彩やパターン、
質感を持つクロスから選べるため、
個性を出したい人にとって理想的な選択です。
また、価格が手頃であるため、
予算を抑えたい場合にも適しています。

特徴:

1.多種多様なデザインと質感が利用可能。
2.汚れた際にはクリーニングが比較的容易。
3.専門知識が少なくてもDIYが可能。

注意点:

1.日光による色褪せや、経年による劣化が見られることがある。
2.湿度の高い場所では、カビの発生や剥がれやすくなる可能性がある。
3.変更する際には全面的に剥がす作業が必要。

漆喰

自然由来の素材である漆喰は、
その吸湿性と放湿性により、
自然の呼吸をする壁を作り出します。
この機能が空気の清浄化を促し、
湿度を自然に調整します。
さらに、抗菌性と防カビ性を持つことで、健康面でも優れた選択と言えます。

特徴:

1.呼吸する壁で自然の空気調整機能を持つ。
2.抗菌・防カビ効果により、健康的な居住環境を保つ。
3.自然な質感により、上品で落ち着いた空間を演出可能。

注意点:

1.シミや傷が付きやすく、メンテナンスが必要。
2.高度な施工技術が必要なため、プロに依頼することが一般的。
3.クロスに比べてコストが高くなる。

珪藻土

珪藻土は海底由来の自然素材で、
微小な穴が多く空気の循環を助けます。
これにより湿度調整能力が非常に高く、
部屋の空気を快適に保つことができます。
また、防臭効果や音の吸収効果があり、
さらには放射熱効果により冷暖房効率も向上します。

特徴:

1.高い湿度調整能力により、快適な室内環境を作り出す。
2.防臭・吸音効果あり、さらには放射熱効果により冷暖房効率も向上。
3.無機質でアレルギー対策にも有効。

注意点:

1.水や油に弱く、特にキッチンなどでの使用は注意が必要。
2.施工にはプロの技術が必要、DIYは難しい。
3.初期投資としてのコストが高い。

まとめ

これらの素材を選ぶ際には、
ご自身のライフスタイル、
部屋の用途、予算、地域の気候などを考慮しましょう。
それぞれの壁材が持つ特性を理解し、
それに基づいて選択することで、
快適さを長期間維持することができます。
また、自分自身の価値観を反映させた選択が、
あなたの生活空間をより豊かで
心地よいものにしてくれるはずです。

投稿者プロフィール

滝口 貴士
「えひめ住販」は、家族の未来と幸せを第一に考える家づくりを追求しています。私たちのコンセプトは「高機能・高性能」。愛媛県で唯一、資産価値が維持される家づくりと建物価値の保証を実現しています。
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