COLUMN 家づくりコラム

2023.12.08 家づくりのヒント

住宅の断熱性能を重視したい方へ!ua値やQ値、C値について解説します

住宅購入を考える際、多くの人が重視するのはその家の断熱性能です。
しかし、断熱性能といっても、その評価は一体どうやって行われるのでしょうか。

数値で示される「UA値」や「Q値」「C値」がその鍵となりますが、これらの数値が何を意味するのか、どのように計算されるのかを理解することで、より賢い住宅選びが可能になります。

この記事では、住宅の断熱性能を評価できるようになるために、これらの数値について解説します。

断熱性能を示すUA値とその計算方法

1: UA値の基本的な意味

UA値とは「外皮平均熱貫流率」と呼ばれ、住宅の断熱性能を数値で示す指標です。
この数値が大きいと、熱が外に逃げやすく、逆に小さいと熱が外に逃げにくいということになります。
つまり、UA値が小さいほど断熱性能が高いと評価されるわけです。
この数値を理解することで、感覚的な評価ではなく、科学的な基準で住宅を選べます。

2: UA値の計算方法

UA値の計算は、以下の式で行われます。
外皮平均熱貫流率(UA値)=各部位の熱損失量の合計÷延べ外皮面積
この「外皮」とは、家の壁や屋根、床、窓などを指します。

各部位から逃げる熱量は場所によって異なるため、それぞれの熱損失量を合計し、延べ外皮面積で割ることで、一定の数値を得られます。

3: UA値の単位とタイミング

UA値の単位は​1​です。
Wは逃げる熱量、平方メートルは外皮面積、Kは室内外の温度差を表しています。
このUA値は、設計の段階から求められ、どの断熱材や建材を使うかによって、熱損失がどれくらいになるかを事前に知れます。

Q値とC値の解説

1: Q値とは

Q値は「熱損失係数」と呼ばれ、住宅全体の熱がどれくらい逃げやすいかを示す数値です。
この数値が小さいほど、熱が逃げにくく、断熱性能が高いと評価されます。
Q値は、建物の延べ床面積が大きいほど小さくなる傾向があり、より正確な断熱性能の判断が可能です。

2: C値とは

C値は「相当すき間面積」と呼ばれ、住宅全体にどれくらいのすき間があるかを示す数値です。
この数値が小さいほど、すき間が少なく、気密性が高いとされます。
気密性の高い住宅は、内部の暖かい空気が外に逃げにくく、エネルギー効率が良いと評価されます。

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まとめ

断熱性能を示すUA値、Q値、C値について解説しました。
これらの数値を理解し、適切に評価することで、賢い住宅選びが可能です。
感覚的な評価ではなく、科学的な基準で住宅を選ぶことが、快適な住まいづくりに繋がります。

ぜひ、この記事で得た知識を活用し、理想の住まいを見つけてください。
愛媛県松山市を中心に中予全域で注文住宅をお考えの方はアフターサービスの手厚い当社をぜひご検討ください。

投稿者プロフィール

滝口貴士
滝口貴士
「えひめ住販」は、家族の未来と幸せを第一に考える家づくりを追求しています。私たちのコンセプトは「高機能・高性能」。愛媛県で唯一、資産価値が維持される家づくりと建物価値の保証を実現しています。私たちのサポートは家を建てた後も終わりません。アフターメンテナンスを欠かさず、社員や協力会社の仲間と共に、お客様のご家族と住まいを長期にわたり見守り続けます。
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