COLUMN 家づくりコラム

2020.10.21 豆知識

家の価値を未来まで保証する『ベストバリューホーム』とは?

皆さんは『ベストバリューホーム』をご存知でしょうか?

思い出のたくさん詰まった大切な家も、実は20年ほどで資産価値がほぼゼロになってしまうと言われています。
しかし、長く住めるようしっかりと作られており、必要な要件が満たされていれば、”ベストバリューホームブランドの家”として認定され、保証を受けることができるのです。

今回は、実際のベストバリューホームの認定書を皆さんに見ていただき、その上でベストバリューホームがどのような仕組みなのかを説明していこうと思います。

ベストバリューホームシステムとは?

ベストバリューホームシステムとは、良質につくられた家を長期に渡ってサポートし、将来の建物価値を守るために生まれた仕組みです。

今まで家の資産価値は、約20年でほぼゼロになってしまうことが当たり前でした。
しかし、”ベストバリューホーム”というブランド認定があることにより、良質な家の価値が適正に評価され、”見える化”された価値が将来まで繋がっていくサイクルを生み出すことができるようになったのです。

(出典:ベストバリューホームとは | ベストバリューホームシステム

認定している団体について

このベストバリューホームの認定をおこなっているのが、長寿命住宅普及協会です。


長寿命住宅普及協会のホームページはこちら

長寿命住宅普及協会は、これから家を建てる方々が安心して過ごせるよう、要件を満たしている家をベストバリューホームとして認定します。

この認定を受けることで、長寿命住宅普及協会の住宅価値算定プログラムによって建物価値が”見える化”され、将来まで確かな価値が保証されることになるのです。

ベストバリューホームの認定を受けるには?

認定を受けるためには、その家に関わる会社・人たちがひとつになって、価値を維持できるよう努めなければなりません。

家の作り手(長寿命住宅普及協会加盟工務店)に求められること
  • 耐震等級2以上の基準に適合していること
  • 温熱環境・エネルギー消費量に関して等級4の基準に適合していること
  • 劣化の軽減に関することについて等級3の基準に適合していること
  • 維持管理に関することについて等級3の基準に適合していること
  • 設計どおり確実に施工したことを証明できること
  • 長期メンテナンス計画を有し、かつ、計画を実施するための手段が講じられていること
家に住む人(加盟工務店で建築したお客様)に求められること
  • 定期的な我が家のお手入れをすること
  • 必要に応じたメンテナンス〈改修・リフォーム〉をすること
  • 住まいのメンテナンスに関するカルテ情報を蓄積することができるようになっていること

実際の認定書がこちら

認定が受けられると、お客様のもとに認定書が届きます。その認定書がこちらです。
(皆さんに見ていただきたいページを抜粋しています)

特に見ていただきたいのが、2番目の画像です。
こちらは、今後家の価値がどのように変化していくのかを明確化したもので、ベストバリューホームの算定額だけでなく、従来評価額と比較したグラフも記載されています。

このグラフを見ていただくと、一般的に家の価値がほぼゼロになると言われている20年後でも、600万円弱の価値が算定されていることが分かります。

認定によって受けられる保証について

先ほどご覧いただいた算定額ですが、この数字は家を売却するときに大きな意味を持ってきます。

例えば、将来あなたが家を売ることになり、不動産会社で家の査定を受けたとします。
その際、万が一実際の査定額がベストバリューホームで算定された金額よりも低かった場合、その差額は長寿命住宅普及協会が補償してくれるのです。

このように家の価値がしっかり”見える化”されているため、家が皆さんの形ある資産としてあり続けます。
そのため、住み替えなどをすることになったとしても、安心して家を売却することができるのです。

補償の限度額について

差額が補償されることをご説明しましたが、この補償には限度額があります。

例えば、20年後の建物価値が600万円であると算定されていたにも関わらず、実際にほとんど価値が評価されなかったとすると、差額は約600万円なのでその分が補償されると思われるかもしれません。
しかし、ベストバリューホームの保証システムによる限度額は最大500万円であると設定されているため、この場合は最大額の500万円が補償されることになります。

保証を受け続けるために

ベストバリューホームの保証を受け続けるためには、定期的な第三者点検をおこない、その点検記録を残しておく必要があります。また、もしも劣化が見られたり、決められている大規模改修の時期をむかえた場合には、必要に応じてメンテナンスをおこなわなければなりません。

これらは必須要件です。
うっかり忘れてしまうとベストバリューホームの保証が受けられなくなってしまうので、注意しておきましょう。

えひめ住販では点検までサポートしています

えひめ住販は、四国に本社がある会社で唯一長寿命住宅普及協会に加盟(2020年10月時点)し、長く住むことができるよい家の普及を推進しております。

先述した第三者点検や点検記録などについても、あらかじめ引き渡し後のアフターフォローとしてサポートしていますので、うっかり忘れてしまうことが無く、安心です。

ベストバリューホームに興味があり、詳しく知りたいという方、ぜひ来場予約をしていただき、お気軽にご相談ください。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はベストバリューホームの保証について、実際の認定書も例にあげながら説明いたしました。

よりよい暮らしができることはもちろんのこと、将来の家の価値が保証されていることもとても大切です。
いつ家を売却することになったとしても大きな負債を背負うことがないよう、あらかじめできる備えとして、ベストバリューホームに認定されるような高性能な家づくりを検討されてみてはいかがでしょうか。

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