高気密住宅を検討していると、「C値」という言葉を目にすることがあります。
C値とは、家にどれくらい隙間があるかを表す数値です。
数値が小さいほど隙間が少なく、気密性能が高い家ということになります。
えひめ住販では、C値0.7以下を基準にしています。
では、なぜ0.7以下なのでしょうか。
もっと低い方が良いのではないかと感じる方もいるかもしれません。
C値は快適性に関わる大切な数値
隙間が少ないほど空気が逃げにくい
気密性能が高い家は、外の空気が入りにくく、室内の空気も逃げにくくなります。
そのため、冷暖房効率が高まりやすく、室温も安定しやすくなります。
冬に暖房をつけてもなかなか暖まらない、夏に冷房が効きにくいといった悩みは、気密性能とも関係します。
換気計画にも影響する
気密性能は、換気にも関わります。
家に隙間が多いと、計画した通りに空気が流れにくくなります。
しっかり気密を確保することで、必要な場所から空気を取り入れ、必要な場所から排出する換気計画が立てやすくなります。
だからC値は無視できない
C値は、快適な家づくりにおいて大切な指標です。
えひめ住販でも、気密性能を軽視しているわけではありません。
そのうえで、C値0.7以下という基準を設けています。

なぜ0.7以下を基準にしているのか
愛媛で快適に暮らすための現実的な基準
えひめ住販では、HEAT20の考え方なども参考にしながら、愛媛で快適に暮らすために必要な性能を考えています。
HEAT20では、C値0.7前後をひとつの目安として考える話もあり、えひめ住販でも過度な数値競争ではなく、暮らしに必要な性能を確実に満たすことを大切にしています。
C値0.7以下は、性能を妥協した数字ではありません。
地域の気候や家全体のバランスを踏まえた、現実的で意味のある基準です。
数値競争が目的ではない
住宅業界では、C値0.2や0.3といった低い数値が注目されることもあります。
もちろん、低い数値を出せることは素晴らしいことです。
ただし、えひめ住販では数値を競うことが目的ではありません。
お客様が快適に暮らせることが目的です。
費用対効果を大切にする
C値をさらに低くするために、大きな費用がかかる場合があります。
その費用をかけることで、暮らしの快適性がどれだけ上がるのかを考えることが大切です。
場合によっては、その予算を窓の性能や太陽光発電、空調計画などに使った方が、暮らし全体の満足度が高くなることもあります。

家づくりはバランスが大切
C値だけで快適性は決まらない
家の快適性は、C値だけで決まるものではありません。
断熱性能、窓の性能、日射取得、日射遮蔽、換気、空調計画など、さまざまな要素が関係します。
どれかひとつだけを極端に高めても、全体のバランスが悪ければ快適な家にはなりません。
必要な性能を確実に満たす
えひめ住販では、C値0.7以下という基準をきちんと満たすことを大切にしています。
高すぎる目標を掲げるだけでなく、現場で確実に実現できる性能であることも重要です。
性能は、設計だけでなく施工品質によっても左右されます。
だからこそ、基準を決めるだけでなく、現場でその性能をきちんと形にすることを重視しています。
お客様にとって本当に価値ある投資を考える
家づくりには予算があります。
限られた予算の中で、どこにお金をかけるべきかを考えることが大切です。
えひめ住販では、数値のためではなく、お客様の暮らしにとって価値のある性能を提案しています。
気密性能を暮らしにつなげた住まいづくり
C値の考え方をイメージしていただきやすい住まいとして、松山市K様邸の施工事例をご紹介します。
K様邸では、UA値0.32、C値0.26という性能を確保しています。
えひめ住販ではC値0.7以下を基準にしていますが、これは数値を軽く見るという意味ではなく、設計・施工・断熱・空調まで全体のバランスで快適性を高めるための基準です。
K様邸でも、平屋の大空間LDKでゆったり暮らせる間取りと、高い断熱・気密性能を両立する家づくりを行っています。
気密性能を数値だけで切り離して見るのではなく、毎日の住みよさにつながる性能として考えていただくうえで、参考にしていただけると思います。
▶︎この施工事例の詳細はこちら
まとめ
C値0.7以下という基準は、性能を軽く見ている数字ではありません。
愛媛で快適に暮らすために必要な気密性能を確保しながら、費用とのバランスも考えた基準です。
もちろん、C値は低い方が良い面もあります。
しかし、低ければ低いほど無条件に良いというわけではありません。
大切なのは、気密性能だけでなく、断熱、窓、空調、太陽光発電などを含めて、家全体で快適性を高めることです。
えひめ住販は、数値を競う家づくりではなく、毎日の暮らしが本当に快適になる家づくりを大切にしています。





















