ドアや壁ではなく、段差を使って空間を区切る「スキップフロア」では、家の中にリズミカルなつながりを感じられます。
今回は、そんなスキップフロアに憧れをお持ちの方のために、スキップフロアの魅力についてご紹介します。
また、スキップフロアならではのデメリットとその対策法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
スキップフロアのある家にはどんな魅力がある?
面白みのある魅力的な空間を演出できる
空間を縦に分けるスキップフロアでは、壁や扉による仕切りを最小限に抑えられることに加えて、廊下を設ける必要もないので、限られた空間を最大限広く活用できます。
また、視線を遮るものがないため、実際よりもお部屋を広く見せる効果もあり、面白みのある空間を演出できるところが魅力的です。
おしゃれで立体的な構造は、スキップフロアの魅力を語るうえで絶対に外せない項目です。
個性的で独特な空間は、他の造りでは真似ることのできない唯一無二のおしゃれ感を誇っています。
家族との距離を近く感じられる
部屋同士がそれぞれ繋がっているように感じるスキップフロアでは、家族の存在をより身近に感じられます。
相手の様子を確認しやすくなり、コミュニケーションが取りやすくなることもスキップフロアのメリットです。
日当たりが良く空気が循環しやすい
空間がつながっているため、日当たりや風通しが良いこともスキップフロアの魅力の1つです。
窓から差し込む光が行き渡り、家全体が明るくなりますよ。
また、自然と空気が循環されるため、コロナのご時世にもピッタリです。
太陽にこだわったパッシブ設計と組み合わせることで魅力が倍増しますよ。
収納スペースを確保可能!
空間を有効活用して、収納スペースを確保できることもスキップフロアの魅力です。
フロアを高くすることでデッドスペースを減らし、その分のスペースを収納にまわすことで空間を有効活用できるでしょう。
スキップフロアのデメリットとその対策をご紹介!
冷房や暖房が効きづらい
空間が縦に広がっているスキップフロアでは、空気が縦方向に抜けていってしまうため、冷房や暖房が効きづらくなってしまいます。
エアコンの効き目を挙げるためには、シーリングファンやサーキュレーターを使って空気の流れをコントロールしましょう。
遮音性やプライバシーに欠ける
仕切りのないスキップフロアでは、遮音性やプライバシーへの配慮が低いことが逆にデメリットになってしまいます。
その場合には、パーテーションやカーテンなどで簡易的な仕切りを作って、個室空間になるよう工夫しましょう。
間取りの設計が難しく耐震性に不安がある
スキップフロアは床が一体化していないため、 地震の揺れを均等に伝えることができず、特定の壁や柱に力が集中してしまいます。
こちらが原因で、建物が破損や倒壊することがあります。
そんな時は、当社のような家づくりの経験と実績が豊富な会社に依頼すると安心です。
当社では、愛媛県松山市を中心に中予全域で皆様の理想を叶える家づくりを行っております。
松山市周辺で耐震性にもこだわったスキップフロアを叶えたい方は、ぜひ当社にお任せください。
まとめ
独特な立体感でおしゃれなスキップフロアには、空間を広く見せ、部屋と家族のつながりを強めてくれる魅力があります。
ただし、独特な構造ならではの注意点もあるので、それらに付いてもきちんと把握したうえで家づくりを進めていきましょう。
また、スキップフロアは構造が複雑なので、構造計算(許容応力度計算)をきちんと行い、耐震等級3をしっかりと意識する必要があります。
スキップフロアについてより詳細な情報が知りたい方は、当社までお気軽にご相談ください。