豆知識

ハウスメーカーと工務店の違いは?

2020.07.10

お話を伺っていると、「”ハウスメーカー”と”工務店”の違いがよく分からない」という声を耳にすることがあります。

どちらも家づくりを専門で取り扱っているという点では同じですが、規模や家づくりの方針、会社の特性などはまるで違います。
つまり、家づくりをどちらに依頼するかによって、あなたの家づくりは大きく変わるのです。

あなたが目指す家づくりは、ハウスメーカーと工務店、どちらに依頼するのが合っているのか。
この記事も参考にしつつ、考えてみてください。

ハウスメーカーの特徴は?

全国展開の高耐久な家づくり

ハウスメーカーは地方の工務店とは違い、全国展開した家づくりをしています。
そのため、各地域の風土に合わせた家づくりではなく、全国のどこに建てても問題がないような家づくりがされているという特徴があります。

どこに建てても大丈夫ということは、様々な環境を想定した上で、それらに耐えうる丈夫な家にしておかなくてはならないということ。
つまり、ハウスメーカーが建てる家は”高耐久”なつくりが標準となっているのです。

湿度が高かろうが、シロアリがいようが、風が強かろうが、どんな状況にも耐えられる頑丈さがハウスメーカーの家の売りと言えるでしょう。

しかし、その丈夫さの裏にはデメリットも

「家が丈夫ならそれが一番だな」となりそうですが、これにはデメリットも存在します。

それは、家に様々な性能を持たせるため、どうしても費用が多くかかるという点です。

ハウスメーカーでは”高耐久”が絶対条件。
そのため、”愛媛県に住むならばあまり必要がない性能”が含まれていたとしても、その性能分の費用を削って家づくりをする、ということができないのです。

「住むエリアに必要な性能だけをつけた家を建てたい」という方は、そのあたりも踏まえた上で検討してみてください。

比較的自由度が低い

ハウスメーカーのプランには、あまり自由度がありません
自由設計を謳う会社は数多くありますが、自由設計という枠組みの中でも自由度はさほど高くないというのが実際のところなのです。

なぜ自由度が低いかというと、完全な自由設計にしてしまったら、構造計算が非常に複雑で大変なものになってしまうから。

年間1万棟の家を建てているハウスメーカーで、毎回自由設計の構造計算をしていたら、ほぼ間違いなくヒューマンエラーが発生します。
それを修正しながら家づくりをするというのが現実的ではないため、高耐久が約束された家づくりの規格プランを用意することで、計算を一からしなくて良いようにしているのです。

実験室や実験棟を持っている

ハウスメーカーでは技術開発や検証のために、実験室や実験棟などの設備が用意されています。

万が一建てた家の性能に問題が見つかってしまったとしたら、ハウスメーカーとしての信頼を失いかねないため、そんなことにならないよう事前の性能チェックに力を入れているのです。

また、設備が整っているため、独自に技術開発を行うこともできます。

事前に確かめる術があるという点は、工務店にはなかなか無いハウスメーカーならではの強みと言えるかと思います。

工務店の特徴は?

地域に合った性能の家づくりができる

地域にある工務店では、ハウスメーカーとは違い、”全国のどこに建てても問題が起きない家づくり”をする必要がありません。そのため、さまざまな性能がある中でも、その地域に本当に必要なもののみを選りすぐった家を建てることができるのです。

また、性能の取捨選択ができるということは、コストパフォーマンスを追求していけるということでもあります。

もしそのあたりを建築会社側とよく相談したいとお考えの場合は、工務店に相談してみるのが合っているかもしれませんね。

自由度が高く、融通が利く

ハウスメーカーは全国に多くの社員を抱えて大規模な事業を展開していますが、工務店は地域という限られた範囲であることがほとんどです。
そのため、社内で連絡を回す必要がある時に、工務店の方がスピーディに情報共有をすることができますし、何かしらの変更にもすぐに対応することが可能です。

例えば、えひめ住販で私が「こういう新しい素材が出たから、早速使ってみよう」と社員に言うとすぐにそれを実行することができますし、逆に「やっぱりやめよう」と言うとすぐにやめることもできます。

会社の規模が大きくない分自由で、融通を利かせることができるというのは工務店の大きな強みであると思います。

開発力が弱い

ハウスメーカーでは開発などが行える実験棟があることを先述しましたが、工務店ではほとんどの場合、そのような実験のための施設は所有していません

技術を自分たちで生み出すことが難しいため、工務店の多くがフランチャイズに加盟して”〇〇システム”や”〇〇構法”を使用した家づくりを行っています。

その分、勉強熱心な工務店もある

また、自分たちで研究したり実験したりできない分、知識がある人から教えてもらうという方法をとっている工務店もあります。

えひめ住販では毎月、家づくりのプロフェッショナルをお呼びして、技術を学ばせていただく機会を設けています。
そうすることで、建築業界がどう変化していっているのか、より良い家づくりとは何かなど、新たなノウハウを得ることができています。

そして、常に家づくりの技術の向上を目指しているのです。

ハウスメーカーと工務店の違い

それぞれの特徴をまとめると、以下のようになります。

家の性能/費用について

▼ハウスメーカー
全国展開で家づくりをしているため、どこに建てても問題が無いような高耐久な家づくりをしている。
高耐久な家にするため、費用も高くなりがち

▼工務店
地域に合った性能を選んだ家づくりができる。
性能の取捨選択ができるため、その分コストパフォーマンスを追求できる

家づくりの自由度

▼ハウスメーカー
構造計算が複雑になったりエラーが発生したりするといけないので、比較的自由度は低い

▼工務店
一から考える自由設計が可能。会社の規模が大きくないため、融通が利く

技術の開発力

▼ハウスメーカー
実験室や実験棟を所有しており、技術開発や検証を自社ですることができる

▼工務店
ほとんどの場合、実験室や実験棟は無く、ハウスメーカーに比べて開発力が弱い。その分フランチャイズなどに加盟して、システムや構法を活用している。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はハウスメーカーと工務店の違いについてでした。

それぞれを飲食店に例えるなら、ハウスメーカーは有名な全国チェーンのファミリーレストラン工務店は名前のあまり知られていない料亭とでも言えるかもしれません。

和洋イタリアンどんな料理でも置いてあって、味も美味しいファミリーレストラン。
一方、なんでも置いてあるわけではありませんが、地元の食材を活かしてお客様一人一人の要望に沿った料理を作ってくれる料亭。

それぞれ違う魅力を持った飲食店ですよね。

さあ、人生の記念すべき日に家族で行く食事会。あなたはどちらにお願いしたいですか?

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