現在、世界全体で環境への関心が高まりつつあります。
政治家の間でも、「このまま対策を講じなければ、いつか地球がSF映画のごとく、おかしくなってしまっているかもしれない」という可能性に危機感が生まれ始めているのです。
そういった状況の中、家づくりを検討中のみなさんに知っておいていただきたいことが、『CO2排出量が実質ゼロな家づくり』です。
環境のために、家づくりを通してできることがあります。
今月はそれをみなさんにご紹介できればと思います。
目次
世界的な環境への関心の高まり
日本では菅総理が、所信表明演説にて「2050年に温室効果ガスの排出をゼロにする」ことを宣言しました。
カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指し、今後エネルギーのあり方についてさらに議論が重ねられ、温暖化対策が具体的に講じられていくでしょう。
また、その動きは日本以外でも同様です。
アメリカではバイデン大統領が、中国では習近平総書記が、環境対策への取り組みを強める方針のもと動き始めているのです。
なぜ環境対策が大事なのか
とはいえ、現状まだ普通に生活ができている私たちからすれば、「環境対策の必要性を自分ごととして考えるのが難しい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに、「来年の地球はもう住むことができなくなる!」と言われているわけではないので、危機感を感じにくいのも無理はありません。
しかし、ここで考えていただきたいのは、ほんの数年後というよりは、さらに先の『数十年後』のことなのです。
このまま温暖化が進んでいき、地球で暮らす上で厳しい思いをするかもしれないのは、子どもや孫など、将来を生きる人たちです。
それこそSF映画のごとく、地球が今のような住みやすい環境ではなくなってしまっているということも、もはやありえない話ではないのです。
「どれくらいのCO2を排出しながら生きているか」を意識しながら生活をされている方は、おそらくほぼいらっしゃらないでしょう。
しかし、このままではいけないという危機感を抱き始めている方は、確実に増え始めています。
これからを生きる人々のため。ふるさとである愛媛県、さらには地球のため。
私たちにできることを通して、環境について考え、そして行動していくことが重要です。
『環境対策』と『家づくり』
先ほどから述べている環境対策の重要性ですが、実はそこに家づくりも深く関係しています。
以下は、家を建ててからのCO2排出量をイメージしたグラフです。
家を建てる際、家の改修をする際など、家づくりでは様々なタイミングでCO2が排出されています。
また、日常生活が始まってからも、お湯を沸かしたり冷暖房を使ったりする中で、CO2を発生させながら私たちは暮らしているのです。
このグラフのようにそれぞれの家がCO2を排出し続けると、排出量をゼロにするという目標の達成がより厳しいものとなってしまうのではないでしょうか。
家づくりを通して『CO2排出量実質ゼロ』を目指す
そう考えると、「CO2の排出量を実質ゼロにするのは難しいのでは」と思われるかもしれません。
しかし、家が省エネルギーでの暮らしを実現し、さらには自分たちで使うエネルギーを”作り出す”ことができれば、ひとつの家から発生するCO2排出量の収支を、将来的にゼロ以下にまですることが可能なのです。
ここまで省エネルギーで環境に優しい家は、日本中どこでも建てられるかというと、残念ながらそうではありません。
エリアによっては厳しい場合もあります。
しかし、このような家づくりを選択することができる人が、環境のことを考えた家づくりをしていくことで、『全体でCO2排出量実質ゼロ』を最終的に目指すことができると思うのです。
それってどんな家なの?
環境に優しい家のこと、気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このままその家についての説明をしていきたいところですが、具体的な説明については次週にいたします。
ぜひ次週もご覧いただき、家づくりの際に『CO2排出量実質ゼロ』を目指せる家づくりをご検討いただけたらと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、世界的に環境への関心が高まっていることや、私たちにも環境のためにできることがあることをご紹介しました。
私たちのふるさとの美しさは、当然に残り続けるものではありません。
私たちの地球の環境を守り続けるため、子どもや孫の暮らしを守るため、私たちにできることを始めませんか?
ぜひ次週の記事もご覧ください!
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