電気代が高騰したのはなぜ?電気代を抑えるための対策もご紹介します!

  • 家づくりコラム
電気代が高騰したのはなぜ?電気代を抑えるための対策もご紹介します!

ここ最近、電気代の値上げが継続的に続いています。
なぜここまで電気代が高騰してしまったのでしょうか。
今回は、電気代が高騰した理由と、電気代の高騰を対策する方法についてお伝えします。
これから家づくりをお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

□電気代が高騰した理由とは?

1.燃料費調整額の高騰

燃料費調整額とは、輸入市場における燃料の価格変動を電気料金に反映させるための仕組みのことです。
日本では火力発電がエネルギーの中心になっているため、その燃料に使われる石炭や天然ガスの値段が高騰すると、電気代にも大きな影響が及びます。
近年、新型コロナウイルスの流行やウクライナ情勢の影響により、燃料価格の大幅な高騰が発生しました。
加えて、世界的に脱炭素社会に向けた取り組みが促進されているため、燃料の入手がより困難になっています。
このような背景により、電力会社は燃料調整額の上限撤廃を発表し、燃料費調整額の値上がりに繋がっています。

2.新電力会社による電気料金の値上げ

電気代が高騰した原因の1つとして、新電力各社が電気料金を値上げしたことも挙げられます。
具体的には、従量料金の値上げや燃料費調整額の上限撤廃が行われ、電力会社の中には独自の調整額を追加した会社も見受けられます。
結果として、電気代の相場は以前より2,000円以上も高くなっています。

3.再エネ賦課金の値上げ

再エネ賦課金とは、電力会社が再生可能エネルギー買取のために払ったコストの一部を、電気代として消費者が負担している料金のことです。
こちらの値上げも電気代高騰の原因であり、2021年から2022年の間に1kWhあたりの単価は約3%も増加しています。
しかし、再エネ賦課金については2023年度からは1kWhあたり1.40円となり、前年度と比較して2.05円下がることが発表されていので、

4.国内の電力供給不足

日本国内における電力供給不足も、電気代高騰の原因の一つです。
環境意識の高まりから、原子力発電の停止と火力発電の縮小が進んでおり、2020年と2010年の電力供給量を比較すると、12.9%も減少しています。
そのため、電気に対する需要が供給を上回り、電気代の高騰が発生してしまったのです。

□電気代の高騰に対する施策をご紹介!

電気代の高騰を解決するためには、「断熱」と「太陽光発電」が鍵になってきます。

*断熱で電気代を抑える

私たちが普段使っている家電の中で、最も電気代の負担が大きいのは「エアコン」です。
そのため、家の「断熱性能」にこだわることで、エアコンによる電気代の出費を抑えられます。
断熱性が低いと、部屋の空気が窓や壁から逃げてしまい、たくさんのエネルギーを使って部屋を暖め続けなければなりません。
断熱性を高めて、エアコンを効率良く稼働できるようにしましょう。

*太陽光発電を活用して自家消費を行う

太陽光発電を活用して、日中に発電した電力を変換して自宅でそのまま使うことも可能です。
自家発電した電力は電線を通さないのでエネルギーロスが少なく(ダイレクトサプライ)、効率良く太陽光を活用できます。
また、発電した電力を自家消費している間は電気を購入する必要が無いので、電気代高騰に対する施策となります。

□まとめ

今回は、「電気代が高騰したのはなぜ」にお答えしました。
世界情勢の影響と、脱炭素社会に向けた取り組みにより、電気代の値上がりは避けられない問題となっています。
電気代の高騰に動じない生活を送るためにも、家の断熱性を高めて、電気代の出費を抑えましょう。
また、太陽光発電を設置して自家消費を行うことも選択肢として取り入れてみてくださいね。

当社では、断熱性にこだわった「夏は涼しく冬はあたたかい家」を、愛媛県松山市を中心に中予全域で提供しております。
当社であれば、暮らしに役立つ情報もお伝え可能なのでお気軽にご相談ください。

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