注文住宅を購入予定の方の中には、和室の有無に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。和室は日本の伝統的な部屋であり、その存在感は日本の住宅において特別なものです。
しかし、現代のライフスタイルや家族構成に合わせて、和室がいらないかどうかは大きな選択の一つです。
今回は、和室の使い道と、新築で和室を作って後悔するケースについて、詳しくご紹介します。
目次
和室は本当にいらない?その使い道を深堀り
和室は日本の伝統的な部屋であり、多くの家庭でさまざまな使い方がされています。
その多様性を詳しく見ていきましょう。
1.子どもの遊び場として
近年の住宅では和室とリビングが繋がっている間取りが増えています。
このような和室を子どもの遊び場として利用する家庭も増えています。
リビングと繋がっていると、家事をしながらも子どもの様子を見れます。
また、和室の畳は、子どもが走り回ったり転んだりしても、ケガのリスクが低いというメリットもあります。
2.客間としての利用
ゲストが来た際、和室を客間として利用するのも一つの方法です。
和室の落ち着いた雰囲気は、ゲストを迎えるのに最適です。
特に、泊まりがけのゲストが来た場合、和室に敷く布団は、敷き詰めたり敷く位置を変えれたりすれば、大人数の来客にも対応できます。
3.寝転ぶ場所として
食後や休日に、和室でゆっくりと寝転ぶのは至福の時間です。
フローリングよりも畳の上でのリラックスタイムは、心地よさが格別です。
特に、冬の寒い日には、畳の上で暖かいこたつを楽しむのは、日本の冬の醍醐味とも言えるでしょう。
4.仏間としての役割
仏壇を持つ家庭にとって、和室は仏間としての役割も果たします。
和室の静かな雰囲気は、仏壇との相性も良いです。
また、仏壇を安置する場所として、和室は適しています。
新築で和室を作って後悔するケースの詳細
新築の注文住宅で和室を採用すると、後悔するケースもあると言われています。
その詳細を深掘りしてみましょう。
*日焼けの問題
日当たりの良い場所に和室を設けると、日光によって畳が日焼けのリスクがあります。
畳の色が変わってしまうと、部屋の雰囲気も大きく変わってしまいます。
この問題を避けるためには、カーテンやブラインドを効果的に使用することが考えられます。
*物置化のリスク
和室を設けたものの、結局は物置として使われるケースも。
和室の価値を最大限に活かすための計画が必要です。
例えば、和室を趣味の部屋や書斎として活用することで、物置化を防げます。
*子どものケガのリスク
小上がりの和室は、子どもがケガをするリスクが考えられます。
特に小さな子どもがいる家庭では注意が必要です。
安全対策として、畳の角や段差部分にクッション材を取り付けるなどの工夫が求められます。
まとめ
和室は、その使い道によって家の中での役割が大きく変わります。
しかし、新築の際に和室を設けることには、メリットだけでなくデメリットも考慮する必要があります。
和室の有無を決める際は、今後の生活スタイルや家族構成を考慮し、最適な選択をしてください。
和室の存在は、日本の住宅文化を色濃く反映しており、その価値を理解した上での選択が求められます。
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