COLUMN 家づくりコラム

2020.04.30 家づくりのヒント

そもそも”家”ってどんな場所?

よくお客様からいただく質問で、「家づくりにおいて何を大切にしたらよいのか?」というものがあります。

家といったら、マンションであったり、借家であったり、一軒家であったり。
形はいろいろありますが、家族にとって必要不可欠な存在です。

ですが、そんな家が家族にとってどういった存在であるか、皆さんは深く考えたことがあるでしょうか?

今回は、えひめ住販が考える家という存在についての考え方や、皆さんが家づくりを考える際にぜひ知っておいていただきたいこと、大切にしておいてほしいことを紹介していこうと思います。
この記事を参考に、改めて”家”と向き合ってみませんか?

えひめ住販が考える”家”とは

イメージ:えひめ住販が考える”家”とは
一般的には、家を「くつろぐ場所」や「家族が集まる場所」と捉えられている方が多いのではないでしょうか。ただただ住処だと思っている方もいれば、自分や家族の趣味や思い出が詰まった特別な場所だと思っている方まで、考えはさまざまだと思います。
もちろんそれらは間違いではありません。

しかし、えひめ住販が考える”家”は少し違います。

私たちにとって家とは、簡単にいうと「家族の生活が豊かになるための道具」。
うまく活用することによって、家族の健康的な暮らしを守り、経済的な支えにもなってくれる。家族の相棒となりうるものなのです。

そして、家が立派な相棒となってくれるかどうかは、お客様が知識を持ってして、自分たちが住む家についてしっかり考えられたかが重要となってくる、とも考えております。

そこで、記念すべき1投稿目である今回は、えひめ住販にとっての家への考え方をもとに、皆さんが家づくりをする上でぜひ知っておいてほしい、考えてみてほしいポイントについて書いていきます。

これから建てる家には、何年間住むことになる?

イメージ:これから建てる家には、何年間住むことになる?
そもそもの話にはなりますが、かなり重要なポイントです。
これから建てようとしているその家に、あなたは一体何年間住むことになるのでしょうか。

まさか、10年くらい持ってくれたらもういいかな、と考えている方はほとんどいらっしゃらないはず。
大体の方は30年40年50年と、とても長い期間を想定されているかと思います。

つまり、あなたが歳をとって今よりも体力が減退していることや、こどもが独り立ちして家族ができているかもしれないこと、家が何かしらの災害に見舞われるかもしれないこと、などなど。
「今すぐには起きないけれど、いずれは起きること」を考えないわけにはいかない、ということになります。

家族の暮らしを豊かにしてくれる家を建てるためには、長い期間の中で起こりうる多くの可能性を加味した計画を立てられるかどうかが非常に重要となってくるのです。

欲しい家≠建てるべき家

どんな家が建てたいかを考えた時、「デザインが素敵な家」とか「こどもが3人だからこども部屋が3部屋ある家」とか、様々な要望が出てくるかと思います。
しかし、こういった要望を主軸に置いて家を考えている段階ではまだ、今、もしくは数年先の未来までしか見据えることができていないと言えるでしょう。
長い期間を前提として計画することの重要性が、ここでも現れてきましたね。

先述した通り、家とは「家族の生活が豊かになるための道具」。
今を生きる家族の生活から家を考えてしまうと、最初の生活は特に不自由がなかったとしても、いずれどこかしらにちょっとした歪みが生じてしまいかねません。

今欲しい家が、未来でも役に立ってくれる家とイコールになっていないことは大いにあり得るのです。

イメージ:こども部屋

例えば、こども部屋。
ついこどもの人数分用意してあげたくなりますが、こども部屋を使う期間は平均で6年間と言われています。
部屋の用途として勉強があげられるかと思いますが、勉強に関しては塾などに通い始めると塾でしますし、宿題をこども部屋ではなくリビングでしてしまう、という子も実はかなり多いのです。

そして、なかなか部屋を有効に使えないまま時が経ち、こどもが成人して家を出たり結婚したりする時がやってきます。
そうなると、こどものころはちょうどよかった6畳7畳の部屋が、帰省した時にはなんだか狭いし、使いにくくて困ってしまう、というケースも考えられなくはありません。

もしかしたら、実はこどもたちの部屋は広い続き間の部屋にして、家具などで間仕切りできるようにする、などにした方が、その部屋を有効に長く使えるかもしれません。
「未来を考えて計画する」とはこういうことなのです。

以下、参考までにえひめ住販が施工した続き間の部屋を紹介いたします。

続き間のこども部屋

イメージ:続き間のこども部屋

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クローゼットを経由した続き間

イメージ:クローゼットを経由した続き間

イメージ:クローゼットを経由した続き間

50年同じ家に暮らすかもしれない。この間取りではいずれ部屋が余ってしまうかもしれない。デザインよりも、性能をしっかり高めておいたほうがいいかもしれない。
「欲しい」という素直な気持ちからいったん離れて考えてみることも、家にとっては重要なことなのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?
えひめ住販の家についての考え方は、家づくりを考える上で参考になりましたでしょうか。

デザインに特化した家ももちろん魅力的ですが、せっかく長い時間をかけて準備し、それから30年40年、50年と住んでいくかもしれない場所です。
家が家族の暮らしを支える重要な相棒となるために何を重要視すべきか。今知っておくべきことは何か。
この機会に考えてみませんか。

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