KNOWLEDGE 家づくりの基礎知識

家づくりの”あたりまえ”

家づくりにおける認識は、建築会社とお客様の間ではギャップがあることが多いです。
それをそのままにして家づくりを進めてしまうと、もしかしたら災害などに弱い頼りない家になってしまうかもしれません。

「それはいやだ」とお思いの方のために、家づくりにおける”あたりまえ”をご紹介します。

家はあたりまえに頑丈ではない

お客様と会話をしていて思うのが、「建築会社にいろいろ言わなくても、当然に頑丈な家が出来上がる」と思われている方が意外にも多いということ。
もちろん、標準的にしっかり家の性能を高めている建築会社もありますが、残念ながら全てがそうであるとは言えません。

災害などに耐えられる丈夫な家に仕上げたいのであれば、以下を参考に、お客様からも具体的なご要望を建築会社に伝えるようにしてみてください。

許容応力度計算

家を建てるためにする構造計算には”壁量計算”と”許容応力度計算”というものがありますが、ここは迷わず”許容応力度計算”の方を選択するようにしましょう。

この2つの違いは、計算の複雑さ
許容応力度計算の方がより手間をかけて計算されるので、家の細かい耐久性を数値で出すことができます。

例として、同じ建物をそれぞれの計算方法で計算した構造計算書の画像をご覧ください。

イメージ:光熱費など

30年暮らす場合の費用の差

同じ建物にも関わらず、壁量計算が39ページなのに対して許容応力度計算は395ページと、許容応力度計算の方でより多くの計算をされていることがお分かりいただけるかと思います。

耐震等級3

耐震等級3とは、住宅基準法で定められている耐震等級1の1.5倍の強度のこと。耐震等級が3あれば、震度6強~7の地震が来たとしても、軽い補修程度でまた住み続けることができると言われています。
この耐震等級3に”相当”という言葉がついている住宅会社もありますが、そうではなくしっかりと言い切っている住宅会社に依頼するのが間違い無いでしょう。

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