えひめ住販×松尾設計室 対談企画 家づくり対談

第2回夏涼しく、冬暖かい住宅

松尾先生の”夏涼しく、冬暖かい住宅を安いトータルコストで実現する”という考え方について、えひめ住販の家づくりとリンクさせ、対談を通して掘下げていきます。

えひめ住販×松尾設計室 対談

株式会社松尾設計室 松尾和也先生とえひめ住販 滝口貴士社長
滝口

第1回では、えひめ住販の家づくりの考え方や、松尾先生が考える”家づくりにおいて大切なこと”などについてお話しました。
今回は“夏涼しく・冬暖かい住宅“について、松尾先生に伺いながら掘り下げていこうと思います。

”夏涼しく・冬暖かい住宅”とは?

滝口

ずばり、”夏涼しく・冬暖かい住宅”とは何でしょうか。

松尾

「断熱性・気密性をよくする」っていうのは、多分まともな住宅会社で言ってないところはもうないくらいになってきてるんですけど、ただその断熱性・気密性の程度には結構差があるんですね。

滝口

なるほど。

松尾

気密はC値という数値があって、これが小さければ小さいほどいい。1が切れていたら問題ないかなというラインです。次に断熱に関してはUA値という数値があるんですね。
まあ、このあたりは話し始めると長くなりそうなのでさておき。

断熱・気密をあげれば、冬はおのずと暖かくなるんですね。ただ、合わせて夏もおのずと涼しくなるかって言うと、それは全然ないんです。
夏がどうやったら涼しくなるかと言うと、もうこれは ”日射遮蔽”がどれだけちゃんとできているかに尽きるんですよね。

イメージ:夏涼しく・冬暖かい住宅
松尾

簡単に言うと、南の窓を大きくする代わりに、庇、もしくは外側につけるシェードみたいなものを付けます。また、東西北面の窓は、通風上必要最低限の出来るだけ小さな窓にするっていうことなんですね。
僕は「一部屋だいたい0.5平米くらいを目安に」とよく言っているんですけど、このように東西北面の窓を小さくして、東西北の窓に関しては遮熱Low-Eって言う遮熱タイプの窓を使うんです。

イメージ:夏涼しく・冬暖かい住宅
松尾

あとは、暖房計画・冷房計画をいかに安くできるかっていうのもポイントになってきますね。
そのあたりを今、ものの1分くらいでお話ししたんですけど、さらに細かい内容を、社長をはじめ、えひめ住販の社員さんたちに教えているというわけです。

滝口

私たちもかつてはガラスメーカーの言うことを真に受けてやっていたんですが、松尾先生と出会って”庇などの大きさを窓によって変えないといけない”ということを知り、お客様に後から「庇をつけさせてほしい」とお願いしたんです。そしたら、「ぜひやってください」と快諾していただいて。

松尾

これ、言うのは簡単ですけど、後で「僕が勉強不足だったので付けさせてください」って言える社長って、日本広しと言えどあんまりいないと思いますよ(笑)
こういうところは滝口社長の人間として素晴らしいところだなと思いますね。

滝口

ありがとうございます。
お客様はもともとそういう家を求めていらっしゃったのに、私に知識が無かったんですよね。
それをすることで総コストがそんなに変わるわけでもないですし、後からでもお願いしてよかったなと思います。

愛媛県での家づくりについて

松尾

冬も比較的暖かいですし、夏も大阪や京都とかと比べるとちょっとだけ涼しいとは思いますね。
でも、日本ですごく涼しい場所っていうと、札幌とかまで行かないとなかなかないですよね。札幌でさえ昼間は30℃超えますから。

まあ、全国的に見て愛媛県はそんなに厳しくはない環境だと思います。

第3回は”太陽に素直な設計”について

松尾

これらの内容を考えたときに大切なポイントとなるのが、“太陽に素直な設計”です。
1年を通して太陽がどのように動くのかを考えながら家づくりを考えることが重要です。

滝口

それでは、第3回はそのあたりについて伺っていきたいと思います。
先生、今回もありがとうございました。

全4回

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